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思いをつらつらと


by fromday
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京都薪能

平安神宮に 第60回 京都薪能 を見に行ってきました。

今日は 使いきれてない振休で休み。
仕事で「絶対今日しないといけない」ということがなかったので、休むなら今日だなと、急に決めた休みなので、とくにすることもなく。

日曜日に、天気がよければ洗濯をし掃除をし・・・と考え、これだけではせっかくの休みがもったいないなあと。
なにかないかな?と探したら、月曜日は休み というのが多くて・・・。
そして、京都薪能 がしていることがわかりました。
日曜日まで、前売り券が売ってたので、購入し、見に行きました。

京都薪能_b0010914_0521752.jpg




歌舞伎と文楽は高校の時、学校から見に行ったので、経験済み。
(文楽は その後も、数回見に行きました。・・・青少年と呼ばれる年代は 文楽が安く見れるという制度が大阪にあったので それを利用してみてました。今思えばいい制度ですねえ。今もあるんだろうか?)

能 狂言は 未体験。
テレビでちらっと見たりする程度。
寝ないかなあ・・・と心配しつつ、前日に 一応、あらすじだけ軽く読んで 出向きました。

購入したパンフレットに 能の見方は「ただ見る。和楽器と歌のライブコンサートである」「劇としてみる」と書いてありました。
確かに、クラッシックコンサートを見ても、理解できているかといわれると、「なんかいい音楽。迫力ある演奏」と思う程度。ということで、この「コンサート」として見るというのは、とても納得。

そんな気分で鑑賞してました。

言葉を知らない国の演劇をみているような気分でした・・・。

でも、様式美は美しく、見てて興味深かったです。

観客も 海外の方2割 学生さん2割 会社人2割 おじちゃん おばちゃん2割 ご老人1割 という感じでした。(9割にしかなってませんね)
海外の方と若者が多かったのに驚きました。
海外の方の感じ方ときっと私の感じ方は悲しいですが、大差ないようにも思います・・・。

ただ、この京都薪能は初心者向きにしてくれてるんでしょう。
天の磐戸の話だったり、在原業平の話だったり、義経の話だったりしたので、パンフレットを読んでたら、ストーリーもわかったので、「劇」としても楽しめました。

あと、狂言は能より大分わかりやすい。

能 狂言に興味がわいたので、是非、またみたいなあ、と思って 帰宅し、本日入場の際にもらったチラシをみたら、「・・・高い」。
勉強するためには、実際に見るのがいいけど、なにもわからずに見るには、ちょっと高すぎる。

そう考えると、京都薪能は 前売3000円!
お得でした。
来年も見に行こう。

野外で結構寒かったんですけど、薪の匂いの漂うなか見るのも情緒があり、いい経験でした。

*********
入場したら、すぐのところでパンフレットを売ってました。
私は、もともと購入するつもりだったんですが、
なんと、真中で売ってたのは 「茂山宗彦さん」!!

彼に向って、「パンフレットを一部ください」と。
で、彼の手元にマジックがあったので、
「サインってしていただけるんですか?」ときいてみたら
「していただけますよ!」と。
サインをしていただきました!
で、せっかくなので 「握手もお願いできますか?」と聞いたら、していただけました。
なんか、華奢なイメージがあったんですが、手は大きいしっかりした手でした。

ミーハーな私は、超嬉しい・・・。

退場の時は、茂山逸平さん を見ました。

ほかにも、「この方、テレビで見たことある・・・」という方が客だししてました。
by fromday | 2009-06-02 00:55 | 演劇 映画